わたしがわたしであるために。


by purnatur
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「バベル」の日本語字幕について

GW後半は 姪っ子の6歳の誕生日やらお祝い事やら色々重なり 
家族と豊かな時間を過ごしておりました。感謝。

わたし…少しは親孝行出来ているのだろうか。ホントに…。



さて本日。


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じゃん!

行ってきました。映画「バベル」。

個人的に少し違和感を覚えるシーン(聾者の扱いetc)もあったけれど、とても深く見入ってしまう映画でした。この監督の「21グラム」も見ているけれど、パズルの組み立ての様な作りがまたまた凄かった。

公開中なのであまり多くは語れないけれど、ブラピの目の下のシワがとてもカッコ良かった。そして、ほんの少しの出番で色々想像させてしまう役所さんの役作りの凄さに今更ながら感動。リンコさんは劇団仲間に似過ぎていて、そればかりチラついて集中出来なかった。でも激しくてモロくて凄まじかった。

で、今回そのリンコさんはじめ、役者さんの手話指導・手話コーディネートをしているのが、以前私も聾学校のセミナー(参照)で何度かご一緒した南瑠霞(ルルカ)さんだということを公開前に偶然発見。

ルカさんは手話ランド「きいろぐみ」を主宰していて、TVドラマ「あいくるしい」や「オレンジデイズ」等の手話指導もしている、とにかくパワフルで愛に溢れた明るい方です。

で、そのルカさんのホームページにも書かれている「日本語字幕」の問題が、とても深く「バベル」に関係することなので、もうご存知の方もいるとは思うけれど、ここで改めて紹介しておこうと思います。


近年 海外で活躍する日本人俳優が増え、「ラストサムライ」等日本でも公開されていますが、その日本公開の日本語音声には、日本人のセリフに対して、日本語の字幕はつきません。

当たり前…というより、とくに違和感を覚えない方も多いと思います。私もそうでした。

今回の映画「バベル」には400人の聾者がエキストラで出演したそうです。にも関わらず、日本公開前の試写会当初、やはり日本語のセリフには字幕がなかったそうです。

出演者である聾者が自分の出た映画を100%楽しめない状態だったのです。全編字幕のある洋画は、聾者にとって友人と一緒に楽しめる貴重な娯楽なのに。

そこでルカさん達の署名活動が始まりました。

一般公開前に全国から4万人以上の署名が集められ、配給会社に届けられました。そして今回「バベル」では、日本で初めて 日本語音声での日本語字幕が実現されました!

「コミュニケーション」を描いた映画だっただけに、公開前にこの字幕がついたことは ホントに良かったと私は思います。映画を見ながら、「字幕がついている!」と確認し、嬉しくなりました。

知らずにいることの多い今。

バリヤフリーの壁はまだまだ厚いけれど、思いやりや一緒に楽しめることを考えていきたいなと改めて思いました。

聾者の友人も多いのに、私の方が気を使わせていて、気付かずに過ぎてしまっていることが山の様にあるんだろうな…。ホントに申し訳ない。

でも、少し知ることで多くを理解出来ることも多々あるので、諦めずにいたいと思います。



ルカさん達の活動も本当に素晴らしいです。

私のHP(Pur Natur)にもLINKを追加しましたので興味のある方は是非!
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by purnatur | 2007-05-07 00:00 | 映画・舞台・テレビ